














KORIYAMA MUSEUM OF HISTORY 1
郡山歴史情報博物館は、博物館と公文書館の機能を併せ持つ、地域の歴史と記憶を未来へとつなぐ複合施設です。約14万点 の資料を収蔵し、デジタル技術を活用した新しい展示体験を提供します。「交流の歴史」という郡山ならではの歴史的特質を軸 に、原始から現代までの地域史を立体的に発信。常設展示や企画展示、アーカイブギャラリーなど多彩な空間で、過去と向き合 い、未来を見つめる視点を育みます。市民の誇りと学びを支える「知の結節点」として、誰もが地域の歴史に触れ、語り、つなが る場を目指しています。 過去と未来をつなぐ「時の回廊」、そして時代・文化・人が交差する「Cross Point」 郡山歴史情報博物館は、郡山の歴史的特質を体感できるよう、空間全体が“時をめぐる旅”として設計されています。中央テーマ 展示室を起点に、原始から現代へと時代をたどる構成で、廊下=「時の回廊」が各展示をゆるやかに結び、来館者が自然に歴 史の流れに没入できるよう工夫しています。 さらに、アーカイブギャラリーや地域ギャラリーといった多様な空間が連続・共鳴し、郷土の記憶と現在をつなぐ対話の場を生 み出します。静と動、知と感性が交差する、開かれた知の空間を構成しています。 木の染色の濃淡、テラゾーの床、左官の表情といった普遍的な素材感と、最新のデジタル技術を駆使した体験装置とのコント ラストが、来館者に「時を超えて歴史と対話する場」を実感させる空間体験をもたらします。さらに、各居室ごとに天井高さや間 口を繊細にコントロールし、空間のスケールと身体感覚の変化により、展示テーマに深く呼応する構成としました。光の陰影や 照度のバランスにもこだわり、資料の質感や時間の重なりを際立たせることで、記憶に残る学びと発見の体験を生み出そうと 試みました。郡山という土地が持つ重層的な歴史と文化を、一冊の立体的な「郡山辞典」として読み解くように。訪れる人がその ページをめくりながら、空間の中に入り込み、時と記憶に包まれていく──そんな没入的な体験の実現を目指しました。
DESIGN:DO.DO.
Collaboration:TOTALMEDIA DEVELOPMENT INSTITUTE CO.,LTD
Grafic Design:STUDY LLC./LIVEAD CO.,LTD.
Photo:OOKI JINGU
Client:KORIYAMA CITY
Prime Contractor&Produce:TOTALMEDIA DEVELOPMENT INSTITUTE CO.,LTD


