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ITOCHU ART SQUARE SUGOROKU TABI

Permanent exhibition / 2019

Client : ITOCHU Corporation
Production cooperation : Total Media
Graphic : Sinichi Nagami
Illustration : Yasuhiko Matsuzaki
Photo by Takumi Ota

東京外苑前にある伊藤忠アートスクエアの改装プロジェクト。伊藤忠商事の歴史を日本ならではの「すごろく」で辿り、日本を代表する商道徳である
「三方よし」を知る、スマートフォンを使用しながら参加する体験型の空間にデザインしました。浅く、細長い空間の長手方向の壁面を利用し、を大きな立体年表
グラフィックで表現するデザインを提案した。また、グラフィックには、近江商人の帳簿等貴重な資料も随所に配置し、スマートフォンと連動し、クイズを出す
モニターステージも配置している。グラフィックはパネルが三層に分かれて重なりながら取り付けてある。正面に立つと、像と像が重なり、一枚の絵として見え、
進んでいく最中は、像が把握できない仕組みになっており、細長い空間を利用した、奥に行きたくなるデザインを考えた。また、パネルの形状は、3つの円が重なっている
三方良しのダイアグラムを元にしており、三方良しの精神が、世界中に広がっていくイメージを可視化したものです。
通りからすり鉢状になっており、わかりずらい立地だったので、通りから目視できる階段の位置に看板を設け矢印による導線計画において、いつのまにか、
スムーズに「すごろく」に参加してもらう計画を行った。
ライトに印象として何か持ち帰ってもらう事から社員教育プログラム等の意識的に学ぶ事にも対応できるように、深度のある重層的なデザインを試みた。

※「三方良し」とは、商売には「売り手良し」、「買い手良し」、「世間良し」の3つの「良し」が必要で、自分だけが得して良いのではなく、
相手も得をして、さらには、社会にも得になる事が経営には、必要不可欠であるという、近江商人の考え方である。近江商人とは、江戸
時代から明治時代に活躍した滋賀県を中心に他国へ行商して歩いた商人の総称で創業者・初代伊藤忠兵衛もその一人である。