

















hinacoya
陶磁器の里・波佐見町、西の原。
かつて福幸製陶所があったこの地には、今も多くの有形文化財が息づき、古い建物を生かしたショップやギャラリーが点在しています。
その場所に、「陶磁器でつくられた小さなものだけを扱う店」をつくりたいという想いから、hinacoya は生まれました。
この空間をかたちづくるのは、時をつなぐ想い、すなわち「資を生かす」という考えです。
波佐見の記憶を受け継ぐように、西海陶器の倉庫に眠っていた、波佐見の地で取り壊された家々の扉や窓、欄間を再構築して組み込みました。天井には皿板を貼り、壁は左官仕上げ、家具は木、什器は生鉄やガラス。床は洗い出し仕上げとし、プリミティブな素材が空間を形づくります。
外からは個性的な窓や扉が並ぶ建物として、内からは光と影が繊細に交差し、影絵のような空間体験を生み出します。暗くなりはじめる夕暮れ時には、建物全体がひとつの照明となり、西の原を静かに照らします。
ここでは、古い素材や記憶を活かしながら、新たな価値が生まれ、小さな陶磁の世界に光と影、時間の息づく空間が広がります。
Client:SAIKAI TOKI CO., LTD.
Archtecture/Interior Design/Logo/Sign:DO.DO.

